栄養豊富で身体にやさしい「若玄米」を使ったオリジナル麺で、お米の新しい楽しみ方を提案

栄養豊富で身体にやさしい「若玄米」を使ったオリジナル麺で、お米の新しい楽しみ方を提案

成熟前の若い稲を収穫し、青味がかった米(玄米)を集めた「若玄米」は、ミネラルやビタミン、食物繊維が豊富、さらに通常の玄米よりもやわらかくて食べやすいという特徴があります。この若玄米を取り入れた商品で、お米の魅力や健康な暮らしを提案している食ライフデザイン株式会社(以下、食ライフデザイン)では、若玄米を使用したグルテンフリーの麺「キレイつくる玄米めん スラめん」を開発。同社の人気商品であるパックご飯「ととのうごはん スラメシ」をさらに進化させ、グルテンフリーの麺製品として誕生した「キレイつくる玄米めん スラめん」について、開発の経緯などを商品開発部の原田由佳さんにお聞きしました。

栄養価が高く、デトックス効果も期待できる「若玄米」に着目

普段私たちが食べている米は、収穫後に籾殻や胚芽、ヌカを取り除いた「白米」と、籾殻だけを取り除いた「玄米」に大きく区分されます。白米は見た目が美しく、やわらかでもっちりとした食感や甘みを楽しめるのが特徴です。一方、玄米は白米よりも栄養価が高く食物繊維が豊富ですが、食感がやや固く、独特の香りがある、調理(炊飯)に時間がかかるといった難点もあります。“玄米は栄養価が高い”とわかっていながら、毎日の食事に採り入れるには少しハードルが高いと感じている人もいるかもしれません。

食ライフデザインでは、栄養豊富で身体にいい玄米をもっと手軽に楽しみ、食生活を豊かにする一助になればという想いから、玄米の一つである若玄米を使ったオリジナル製品の開発に取り組んでいます。若玄米とは、その名のとおり成熟する前の若い玄米のことで、栄養面では通常の玄米と同等ながら、やわらかな食感や消化吸収が良いことが特徴です。少し緑がかっている粒には、クロロフィルが含まれており、体内の老廃物を排出するデトックス効果が期待できるとされています。

栄養価が高く、デトックス効果も期待できる「若玄米」に着目

原田さんは「近年、お米の消費が減少傾向にあるといわれますが、お米はとてもバランスがいい優良食品です。上手に摂取すれば、健康維持に役立ちます。そこで私たちは、玄米のなかでも栄養価に優れた若玄米に着目し、おいしく食べて健康づくりに役立つ製品を開発してきました」と話します。

同社では、2022年に若玄米と雑穀をブレンドしたパックご飯「ととのうごはん スラメシ」を発売し、健康やダイエットに関心のある人たちを中心に人気を集めています。今回開発した「キレイつくる玄米めん スラめん」も、「スラメシ」に続く米製品として、日常的に楽しんでもらいたいと期待を寄せています。

太さが異なる2つの麺でお米の新しい楽しみ方を提案

太さが異なる2つの麺でお米の新しい楽しみ方を提案

今回開発した「キレイつくる玄米めん スラめん」は、有機栽培で育てられた宮城県産ササニシキの若玄米と玄米、つなぎに北海道産の馬鈴薯を使った米粉麺です。ビタミンやミネラル、食物繊維に加え、健康維持に欠かせないマグネシウムが66.5mg含まれています。アレルゲン&グルテンフリーなので、小麦アレルギーをもつ人や糖質・塩分摂取に制限のある人も安心して食べられます。

開発のきっかけについて、原田さんは「当社では、お米を通じて元気で健康な社会づくりを目指しています。その一環として開発したパックご飯『ととのうごはん スラメシ』は、身体にいい若玄米を手軽に食べられると、多くのお客様から評価をいただいています。そして“身体にいい若玄米を使った麺類が食べたい”という要望を受けて『キレイつくる玄米めん スラめん』を開発しました」と話します。

主原料となる米は、粘り気が少なくさっぱりとした味わいが特徴のササニシキを使用しています。「宮城県を中心に栽培されているササニシキは、あっさりとした味わいでお米自体の主張が少ない品種です。どんなおかずとも合わせやすく、麺にしても使い勝手がいいのではと考えました」と原田さん。

しかし、いざ開発を始めると、米の風味を生かしつつ、麺としてほどよい歯ごたえやツルツルとなめらかな口あたりの両立に苦労したそうです。
「弾力が強すぎたり、逆に麺がもろく切れやすくなってしまったりと、なかなか満足のいく仕上がりにならなくて…。試作と試食を繰り返し、製麺工場の社長と相談しながら何度も仕様変更を行い商品をつくっていきました」と振り返ります。

試行錯誤の末に完成した麺は、1食分120g。異なる食感を楽しめるようにと、幅1.5mm・厚み1.8mmの細麺と、幅7mm・厚み1.5mmの太麺の2タイプをつくりました。パッケージデザインは「ととのうごはん スラメシ」と並ぶ商品であることを伝わりやすくするために、イエローをベースカラーに使用し、商品名の書体も統一しています。

試食した人たちからは「程よい歯ごたえで、よくかんで食べると満足感がある」「玄米独特の香りがなく食べやすい。身体によさそう!」「見た目は蕎麦のようだが、もちもちとした食感でおいしい」と高評価だったそうです。

おいしい食べ方を積極的に発信し、ヘルシーライフを提案

「どちらの麺も茹でたあとに、水で締めるとさらにコシが出ます。冬は土鍋で煮込んで、夏は冷やしでさっぱりと、さらに焼きそばのように炒めてもおいしく食べられます。麺自体はあっさりとした味わいなので、洋風やエスニック風など味付けもアレンジ自在。お好みの麺の太さと食べ方で楽しむことで、お米のおいしさを再発見してもらえるのでは」(原田さん)
さらに「米粉麺は麺の太さを変えたり、雑穀をブレンドしたりと、お客様の声を参考に今後も改良を続けます。また、毎日の食生活にもっと気軽に採り入れてもらえるように、レシピを増やし、SNSやイベント、セミナーで米粉や米粉麺の魅力を発信していきたいです」とも話してくれました。

おいしい食べ方を積極的に発信し、ヘルシーライフを提案
おいしい食べ方を積極的に発信し、ヘルシーライフを提案

最後に、米や米粉の可能性について伺うと、次のように展望を話してくれました。
「日本人は昔からお米を主食として食べてきました。日本の風土で育ったものですから、私たちの体質に合った食材といえるでしょう。ここ数年続いている糖質制限ブームの影響もあって“お米を食べると太るのでは”“糖質が気になるのでご飯は少なめにしている”といった声を聞きますが、栄養バランスに優れたお米は、健康な身体づくりに欠かせない存在です。私たちは“食で暮らしや健康をデザインする会社”として、新商品『キレイつくる玄米めん スラめん』をはじめとするオリジナル製品で、お米の正しい知識や身体にいい食べ方を皆さんに伝えていきたいと考えています」

お米をおいしく食べて、健康で豊かな暮らしを目指す。食ライフデザインは、これからも魅力的な製品でお米の楽しみ方を増やしてくれそうです。