
鹿児島県産の食材にこだわった、「鹿児島の風土(Food)をいただく」冷凍食品。素材本来の甘みやうまみを活かして仕上げた、からだに寄り添う優しい味は、家族みんなで食卓を囲んで楽しめるおいしさです。
※価格は要問い合わせ
・ふるさと納税返礼品に登録予定

鹿児島県鹿児島市にある株式会社Miami(以下、Miami)は、米粉商品開発等支援対策事業を活用し、国産米粉を使った冷凍食品を4種類開発しました。餃子やピザなど、いずれも馴染みのある食品ですが、使われている食材は桜島どりや知覧茶といった鹿児島県産のブランド食品ばかり。鹿児島発の冷凍食品を全国に広げることで、地元生産者を元気にしたいという想いも詰まった製品となっています。
Miamiは鹿児島県内などに飲食店を経営している企業。セントラルキッチンを運営しており、冷凍食品を製造し、各店舗へと配送する流通のインフラは既に整っています。またさまざまな食材を扱う業者とのパイプも構築されています。それらを活用して新たな事業を立ち上げられないかと考える中で、高まる米粉需要に注目しました。
飲食店を運営する中でも、健康志向や食物アレルギーへの関心の高まりにより、米粉などのグルテンフリー食品を使った商品を求める声が増えているのは実感していたといいます。一方で、消費者のニーズの高まりに対して、グルテンを含まない冷凍惣菜はまだまだ十分に商品が揃っていない状況。そこで、自社オリジナルの米粉を使った冷凍食品を開発し、消費者のニーズに応えるため、本事業を活用した商品開発のプロジェクトが始まりました。


商品開発にあたって、まず市場リサーチを実施。「どのような冷凍食品が求められているか」などを調査しました。多く聞かれた「無添加」「体に優しい」「調理が簡単」「県内産の食材を使っている」といったキーワードをもとに、「地元鹿児島県産の食材だけを使った、安心・安全で手軽に食べられる冷凍食品」というコンセプトが決まっていきました。
こうして完成したのが、餃子・ピザ・からあげ・エッグタルトの4商品。馴染みのある食品ばかりですが、いずれにも鹿児島県産の米粉が使われているほか、地元名産の食材が使われています。
自社の店舗やセントラルキッチン前に設置した自動販売機で販売をスタート。店舗での販売ではPOPも制作し、「グルテンフリー米粉100%」「鹿児島県産食材使用」「安心・安全の無添加」という特徴を前面に押し出してPRしました。


売れ行きは好調で、味についても好評で、リピーターも非常に多かったといいます。
その結果と合わせて購入したお客さまからの声を参考に、商品の改良や価格の変更を検討し、商品のブラッシュアップを続けています。
また並行して、本事業を活用したブランドサイトも制作しました。
ブランド名は「薩摩ふうど」。サイトを訪れると、「無添加・グルテンフリー」「鹿児島の風土(Food)をいただく」「地域の恵み×健康志向」というMiamiのこだわりや想いの詰まったフレーズがまず飛びこんできます。パッケージも含めデザインは、丸みある親しみやすいフォルムながら、日常使いはもちろん贈答品などにも使える高級感を持たせることにこだわっています。
鹿児島県産の食材の素晴らしさを広く日本全国の人に知ってもらいたい、という思いから、通販での販売をメインに考えています。ふるさと納税の返礼品への登録も計画しており、「鹿児島の新名物」を目指して広報活動を行っていくとのこと。より広く早く、多くの全国の消費者に知ってもらうため、SNSの活用に注力する予定だと言います。その土台をつくるべく、今年度は本事業を活用して各種SNSでブランド構築に注力しました。一例として、「薩摩ふうど」の持つブランドの世界観をしっかりと伝えるため、Instagramでは統一感あるイメージで、商品や素材・品質へのこだわりを訴求できる投稿を100以上制作し、計画的に発信しました。今後は完成したブランドイメージを活用し、「薩摩ふうど」の認知拡大を図っていきます。また、BtoB向けには飲食店・宿泊施設への拡販のほか、OEM対応や共同開発にも積極的に取り組む予定を立てています。

Miamiは、「薩摩ふうど」を通して、鹿児島県の生産者へ利益を還元することはもちろん、全国の消費者に米の魅力を再確認してもらいたいと考えています。その結果、米・米粉の消費量と生産量に貢献し、食品自給率向上に寄与できるブランドに育て、日本の食を未来につなぐ、そんな存在になれれば、と大きな目標を描いています。
※本記事は2026年2月時点の情報です